ポスト&ビーム

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設計も自由に加え、木材の魅力も味わえる新感覚ログハウス

ポスト&ビーム(P&B)とは、柱(ポスト)と梁(ビーム)の意味で、つまり通常の木造住宅の構造と同じですが、柱と梁に丸太を使用することで木材の魅力を生かした建築が楽しめます。丸太を組んだ壁で支えるログハウスと違い設計が自由で、増改築にも対応、外壁や屋根に漆喰や珪藻土、タイル、石といった素材も選べ、準防火地域な都市部での建築が可能です。

ポスト&ビームの躯体は、日本古来の軸組工法です。柱のホゾ、柱と梁の胴差の仕口、梁と梁の交わる仕口、方杖取付の仕口は、正に当社職人の腕の見せ所です。

豆知識
柱と梁の胴差し工法に、①大入れ短ホゾ差し、②陰入れホゾ差し、込み栓打ちがあります。
②の工法は、組みあがると自然に柱は垂直、梁は水平になります。これこそが、日本古来の軸組工法です。

螺旋階段を太い丸太の無垢材に厚い段板差し込んで造るのは、厳しい大工修業積み年期奉を終えた一人前の大工でも至難の技です。
大工冥利につきる作品の一つです。

豆知識
昔の梯子は木でした。梯子の親は生の木、梯子段は乾燥材でした。なぜかと言うと生の梯子の親に穴を掘り乾燥した梯子段を差し込むのです。月日が経てば経つ程、生木に掘った穴は小さくなり乾燥材の梯子段は抜けなくなるのです。無垢の螺旋階段工法は、先人大工の知恵からの梯子造り工法です。